写真をしっかりと用意してプロフィールも全て埋めて、自己紹介文もちゃんと書いた。なのに誰ともマッチングしないってことは、このアプリ実は女性がいないんじゃ……

もし使っているアプリが完全新規のものだったり、あるいはとんでもなくマイナーなものだったりする場合はその可能性はあります。しかし、もしそれなりに長い運営実績があるものだとしたら、マッチングしないのは男性自身に問題がある可能性のほうが大いにあります。
今回は、女性に嫌厭されてしまう、あるいは不信感を与えてしまうプロフィールを色々と集めてみました。自分は大丈夫だと思っていても、意外と無意識にやってしまっていることもあるかもしれませんので、この記事の事例を反面教師として活用していただければ幸いです。
事例1:聞きたくもない失恋談
例文:3年間付き合っていた彼女と喧嘩別れしました。別れたあとは本当にショックで食事も喉を通りませんでした。
失恋は多くの男性が経験することでしょうから、あえてそんな話を持ち出す必要は全くありません。むしろ誰もそんな話が聞きたくてマッチングアプリに登録したわけではありませんから、「知るか」の一言で済まされること請け合いです。
また、わざわざ失恋談を語っているということはそれだけ過去の恋愛を引きずっているということでもあり、今から新しい恋をしようとしている女性がそれを見て好印象を覚えるはずもありません。同情を買って恋人を作ろうとしているのなら、買えるのはよくて失笑、悪くて侮蔑であると心得ましょう。
事例2:からの元カノに対するディスり
例文:元カノと別れた原因は彼女の浮気です。今思えば、そんな最悪な相手と別れられてホッとしています。
事例1の派生として、元カノに受けた仕打ちを恨みがましく書き連ねている輩も一定数存在します。それが事実であれなんであれ、他人の悪口を平然とネットに書き込んでいる相手に対し、信頼を寄せられる人間なんてまずいません。繰り返しになりますが、マッチングアプリを使ってまで悪態の応酬をしたいと考えている方はいません。恨み言はTwitterあたりで誰も知らない裏垢を作ってつぶやくのがよろしいかと。

事例3:高いところから失礼します
例文:メッセージを見ていいなと思ったらあなたに返信するかもしれません。
よほど自分のスペックに自信があるのか知りませんが、やたら上から目線でお前何様だよという物言いも、当然女性にいい印象を与えません。しかも例文の場合、女性からのメッセージが来ることが前提になっていて、なおのこと面倒くさい。
大半のマッチングアプリは女性にとっての買い手市場であることがほとんどですから、そんな、自分から動く気が全く感じられないしょうもない人間は相手にされません。
事例4:会話する気ありますか?
例文:コミュ障なので返事に時間がかかるかもしれません。
それとなく自虐しているとともに、私はあなたとの会話能力に難がありますと公言してしまっているあたり、マイナスにマイナスを加算しているようなものです。コミュ障を言い訳にして逃げているとしか思えません。恋人がほしいなら、まずその自称コミュ障をどうにかする努力をしましょう。
事例5:マッチングアプリやる必要ある?
何かと年収がとか結局顔とかいわれることもありますが、逆に、
- 高学歴
- 安定した高収入
- 万人が認めるイケメン
- 文面から伝わる誠実さ
と、もはや完璧超人とでもいうべきプロフィールは、かえって女性に不信感を与えてしまいます。「なんでこんな人がマッチングアプリを使ってるの?」と。
実際にそういう方でも出会いがなければマッチングアプリを利用することもあるでしょうが、極端にハイスペックがすぎると「業者か? 偽プロフだろ」と疑われてしまいます。
もし「本当にこの大学卒業して年収これだけあるんだよ! でも出会いがないんだよ!」という方は、卒業証明書や収入証明を提出できるマッチングアプリもありますので、書類をご用意の上そちらでの活動をおすすめします。
自己紹介は相手に自分を商品として売り込むPR
マッチングアプリを販売店、自分を商品と仮定するならば、自己紹介は商品をお客様=女性に手にとってもらうためのPR文です。そのPRにマイナス要素を入れて商品が売れるはずはありません。
だからといって過剰にアピールすればいいというわけでもありませんが、少なくとも自身が持つネガティブな部分を最初からさらけ出すようなことは回避して然るべきかと存じます。
自分とマッチングすることで、ひいては付き合うことでどういうメリットがもたらされるのか。まずはその点に注力して、プロフィールを組み立ててみましょう。勿論、嘘偽りが入らない範囲内でですが。
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